
おこしてMEに、AIを活用したアラームミッションがあることをご存知ですか?毎朝、アプリがランダムに家の中のモノを指定し、そのモノを見つけて写真を撮るまでアラームが止まりません。一見ユニークな仕組みですが、その裏にはきちんとした睡眠科学の根拠があります。まずは、このミッションが解決しようとしている問題から見ていきましょう。
「自分は朝が苦手な性格だから」と思っている方も多いかもしれません。でも、アラームが鳴った後のあのぼんやりした感覚、布団から体が離れられない感じは、性格の問題ではなく、脳の生理的な反応です。
深い眠りから目が覚めた瞬間、脳は「睡眠慣性」と呼ばれる状態に入ります。意思決定や覚醒を担う前頭前皮質がまだ十分に働いておらず、認知機能が低下し、反応速度も遅くなります。体温もまだ十分に上がりきっていません。この状態は通常15〜60分続きます。
スヌーズボタンの罠は一時的な安らぎに感じますが、実際には逆効果です。スヌーズを押すと、脳は再び睡眠サイクルに入ろうとします。その5分間に十分な休息は得られず、むしろ新しい睡眠サイクルの途中で目覚めることになり、さらに深い徐波睡眠から起き上がることになります。その結果、最初よりもさらに強い睡眠慣性が生じてしまいます。
解決策は意志の力ではありません。体を動かすことで睡眠慣性を断ち切ることです。
おこしてMEのAIミッション(ハウスホールドアイテムハントとも呼ばれます)は、毎朝ランダムに家の中のモノが指定され、そのモノを見つけて撮影しないとアラームを止められないという解除方法です。アプリのAI物体認識がリアルタイムで写真を検証します。合致しない限り、アラームは鳴り続けます。
アラームが鳴ると、おこしてMEにターゲットが表示されます。「植物を探して」や「シンクを探して」といった指示です。そのモノがある場所まで歩いて行き、はっきり写真を撮る必要があります。AIが一致を確認するまで、アラームは止まりません。
立ち上がり、歩き、タスクに集中するという一連の動作こそ、睡眠慣性を解消するのに必要なことです。コーヒーマグを探したり、ジーンズを見つけたりする頃には、体が動き出し、脳も目覚めています。

バックグラウンドで動作する物体認識機能が、「AI」という名称の由来です。写真を送信すると、機械学習モデルがリアルタイムで写真内のモノを識別し、指定されたターゲットと照合します。時計を指定されているのに椅子を撮影しても、解除できません。AIはゲートキーパーであり、チャレンジそのものでもあります。
アイテムは大きく3つのカテゴリに分かれています。家具・インテリア(シンク、ソファ、時計、植物、デスクなど)、身の回りのもの(メガネ、ハンドバッグ、ジーンズ)、そしてペット(犬と猫の両方がリストに含まれています)。合計71種類が、家の中のさまざまな場所に散らばっています。
種類が豊富なことには意味があります。毎朝ターゲットが変わるため、体が覚えた「自動操縦」のルーティンが通用しません。脳が実際に思考を働かせる必要があります。

「ソファを持っていなかったら?」「朝6時に猫が見当たらなかったら?」という不安を持つ方もいるかもしれません。アプリはそこまで考慮されています。アラームをセットする前に全アイテムリストを確認し、自分の家にないものを除外できます。承認したアイテムのみが表示されます。
それでも想定外のアイテムが出てきた場合や、普段と違う場所に泊まっているときは、ミッション中に再抽選して別のアイテムに切り替えることができます。実際の生活に合わせた柔軟な設計です。
アラームミッションを活用している強者の起床術を試している方にとって、ハウスホールドアイテムハントはさらに一歩進んで、毎朝の予測不能さを加えるものです。
数字が物語っています。おこしてMEのAIミッションは、毎日10万人以上が使用しています。これだけの継続的な利用者数は、一度試してやめたのではなく、日常的な朝のルーティンとして取り入れている人が多いことを示しています。
おこしてMEの公式TikTokチャンネルでは、ミッションの様子を収めた動画を複数公開しており、コメント欄には「半分寝ながらランダムなモノを探す焦り、わかる」という声があふれています。
こちらは階段がミッションに指定された動画です。アラームが止まるまでに別のフロアまで上がらなければなりません。
こちらはシンクが指定された動画です。理屈では簡単そうですが、まだ目が慣れていない状態でバスルームまで歩いてきれいに撮影するのは、なかなかのチャレンジです。
そしてこちらはバッグが対象の動画。朝6時に暗い部屋の中でハンドバッグを探し回るのは、思った以上に手こずります。
動画が映し出しているのは、単なるミッションではありません。睡眠慣性が断ち切られる瞬間です。アイテムを見つけた頃には、体が動き、集中できていて、目が覚めています。
おこしてMEアプリを開き、アラームを新規作成または編集します。ミッション設定から「AIミッション」(バージョンによっては「ハウスホールドアイテムハント」と表示される場合があります)を選択します。自分の家にないアイテムを除外して保存すれば完了です。
明日の朝、ぜひ試してみてください。一度体験すれば、自分に合っているかどうかすぐにわかるはずです。

アラームをセットする前に対象リストを事前設定し、持っていないアイテムを除外できます。それでも対象外のアイテムが出てきた場合は、ミッション中の再抽選ボタンで別のアイテムに切り替えることができます。
通常の明るさであれば認識精度は高いですが、部屋が暗かったり、極端な角度で撮影したりすると認識がうまくいかないことがあります。適度な明るさの場所で撮影するのが一番確実です。正しく撮影しているのにアプリが認識しない場合は、少し角度を変えて試してみると解決することが多いです。
はい、できます。おこしてMEでは、各アラームに個別のミッション設定が可能です。すべてのアラームにAIミッションを設定することも、曜日や目的に応じて他のミッションと組み合わせることもできます。
